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福祉のひろば 2024年9月号商品コード:hiroba-202409

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特集 ゆたかな保育を受ける権利を、すべての子どもに

「こども誰でも通園制度」のモデル事業実施に対して、抽選、キャンセル待ちが出るほど親のニーズが高い自治体もあることが報道されています。
それだけ、保育・教育施設を利用せずにゼロ~二歳の子育てをしている親のなかに、子育てを見守ってほしい、支えてほしいというねがいがあるということだと思いますし、そのねがいにはとても共感します。
下の子の育児休業中、「就労要件」で保育園に入所していたきょうだいの退園を求められる「育休退園」を強制する自治体は、減少してきています。
全国的に保育園の入所要件は緩和され、自治体が「保育を必要とする場合」は入所が認められるようになっています。今後はその先に、自治体が可否を判断せずとも、さらには親が保育施設を求めなくても、子どもの権利として、すべての子どもに、ゆたかで専門性の高い保育を受ける権利を保障していくことが求められているのではないでしょうか。
特集のなかでみなさんが指摘されているとおり、二〇二六年から本格実施が予定されている「こども誰でも通園制度」は課題だらけで、すべての子どものゆたかで専門性の高い保育を受ける権利を保障する制度とは、とうてい言えません。
この制度に集まる親子のニーズやねがいを受け止めるために、どのような保育制度や現場の保育体制が必要なのか、どんな運動が求められているのか、考えていきたいと思います。

【ひろばトーク】

すべての人の生命と尊厳を大切にする国へ 眞野 明美

●特集●  ゆたかな保育を受ける権利を、すべての子どもに

入所要件の拡大と、一時保育の拡充を 小西 文代

だれのため、なんのための制度なのか⁈ 愛甲 明実

子どもの命を守れる制度を求めます 阿部 一美

すべての子どもの権利を守る保育が求められている 藤井 伸生

●トピックス● 

「専門性」より「関係性」
 ──コミュニティ・スペースsaculaが守りたいもの 木村友香理

専門性のてまえで 岡部  茜

高齢知的障害者支援の実践を考える

変容する日雇い労働者のまち釜ヶ崎

成年後見制度に関する意識調査より 高倉 弘士

●連載●

なかまと職員と家族と、ともに築く暮らしの場
 障害のある人とその家族の「他の者との平等」 和田 泰代

続・ヘルパー歳時記  たかが掃除、されど掃除②

WORK WORK──わくワク── みどり工房
 世界にひとつだけの猫ちゃんブローチ

JОB&ACTION 全国福祉保育労働組合(42)
 「聴きとる対話」で一人ひとりを大切にした組合運営を

私の履歴書 社会福祉経営全国会議(42)
 地域の子育てのニーズに応える法人として 竹谷 裕之

阿修羅がゆく わたしが好きな釜ヶ崎(62) 水野阿修羅

育つ風景 清水 玲子
 熊本で開催された全国保育団体合同研究集会に参加して

映画案内 『せかいのおきく』 吉村 英夫

現代の貧困を訪ねて 生田 武志
 夜まわりでヴィーガン弁当を配る

似らすとれーしょん道場 似顔絵まんがアート
 新しい顔じゃ! ラッキー植松

ホームレスから日本を見れば  ありむら潜

花咲け! 男やもめ 川口モトコ

*お知らせ* 第29回社会福祉研究交流集会in関東 

みんなのポスト/福祉の動き/今月の本棚

●グラビア●  子ども、若者、大人、スタッフ、みんなの居場所に
       ~コミュニティ・スペースsaculaの子ども食堂~

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