社会福祉研究に問われる今 (仮題)日程:2015年1月10日(土)午後1時30分開会〜11日(日)12時終了予定 イギリスの新自由主義政策に反対し、福祉拡充、軍事予算削減を目指したスコットランドの独立住民投票運動などの例に見られるように、民主主義、平和、独立を求める流れは、世界の潮流となっています。 しかし、日本は、未だに対米関係維持を前提としたその枠内での政治に固執し、自助、互助、共助といった自己責任を原則に、大企業に与した社会保障・税制の再編を行っています。 そこで、今回の研究会では、国家政策・国家予算に従属した配分型、縦割り型、社会福祉「理論」を克服するために、国民の生活問題を基軸にした社会保障・社会福祉を再構築すべく、今日的に社会福祉はどうあるべきかを問い直したいと考えております。具体的には、今日の社会福祉関係学会の動向の分析と現場職員実態調査の分析を行い、また、社会保障・社会福祉拡充を進めていくにおいて、国家の役割とはなにか、どう作り変えていくべきかを明らかにします。皆様お誘い合わせの上、ふるってご参加下さい。
プログラム報告1 社会福祉関係学会の動向と特徴報告者:石倉康次さん(立命館大学教授・総合社会福祉研究所理事長) 報告2 そもそも社会福祉とはなにか−社会福祉の本質を問う−報告者:浜岡政好さん(佛教大学名誉教授・総合社会福祉研究所副理事長) 報告3 当研究所 現場の育成力調査・5年目職員実態調査(中間報告)報告者:研究調査チーム 報告4 社会福祉と国家報告者:石川康宏さん(神戸女学院大学教授・総合社会福祉研究所理事)
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