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全国大行動/患者・家族の集い
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全国大行動/患者・家族の集い
予算確保を! 誰もが安心して治療を受けられる社会に
難病・長期慢性疾患・小児慢性疾患「患者・家族の声を」全国大行動
12月2日 晴海グランドホテル(東京都)にて、38の疾病別団体と40の地域別団体が集まって、患者・家族の集いが行われました。12月3日には、全国集会と国会議員要請が行われました。集会では、参加したすべての疾患別患者団体から発言が行われました。 「難病・慢性疾患患者のアピール」 本日、わたしたち難病・長期慢性疾患患者は、やむにやまれぬ気持から、ここ東京に集いました。パーキンソン病や潰瘍性大腸炎の軽症者外しなど、難病施策の後退が引き続き狙われています。公費負担がなくなると、治療が継続できなくなることが心配されます。厚生労働省が毎年1つか2つしか新規に難病の研究を始めないことも問題です。根本的な治療法が見つからない不安な日々を一日でも早く終わらせたい。わたしたちはもう待てません。 昨年導入された障害者自立支援法では、育成医療、更正医療に応益負担が持ち込まれ、心臓病手術などへの医療費負担が増大しました。「今年こそ見直しを」との障害者の大きな声に推されて、国会でも障害者自立支援法の抜本的見直しが与野党で検討されていますが、自立支援医療はそこからも取り残されています。 いま、日本国憲法第25条の理念に基づいた日本の国民皆保険制度、公費負担医療制度は、「財政難」を理由に音を立てて崩れされようとしています。公的医療保険制度によって安心して良い医療にかかれる時代から、「ひとのいのちも金次第」「お金がなければ最新医療は受けられない」時代になってしまうのではないかという不安は、ますます大きくなるばかりです。 わたしたちは、どんなに重い病気や障害をもっていても、ともに同じ市民として、誇りをもって生きていきたいと願っています。この国に生まれて良かったと思える社会であってほしい。その為に、次のことを要望します。(要望10項目 略) |
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![]() 吉本哲夫 障全協会長(ひろば編集委員)やJDから福井典子さん(ひろば編集委員)来賓挨拶 |
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