福祉のひろば 2022年10月号商品コード:hiroab-2210
特集 あらためて考える、社会福祉実習の位置と役割
今号の特集は、本誌でもはじめての試みとなる、福祉現場と養成校との座談会です。
保育、障害、高齢、児童養護のそれぞれの現場と、保育士、介護福祉士、社会福祉士の養成校の教員にご参加いただきました。
コロナ禍のなかで、学生の社会福祉実習については、送り出す側も、受け入れる側も、つねに苦慮を強いられてきました。
しかし、実習が制限されてしまった三年の経験を経て、現場のみなさんも、養成校のみなさんも、あらためて社会福祉実習の大切さとその役割を感じていることを語ってくださいました。 (編集主任)
【ひろばトーク】
日々の活動の糧に──『福祉のひろば』誌 城内 仲悦
●特集● あらためて考える、社会福祉実習の位置と役割
【養成校と現場の座談会】
岡出多申さん/須貝圭子さん/向幸子さん/福井茂さん
黒澤祐介さん/鴻上圭太さん/司会・中野加奈子さん
●サブ特集● 第5回「大震災から学ぶ」陸前高田学校(Ⅱ)
煙突の上で一人、津波から逃れて──米沢祐一さん
被災地でいちばん海に近かった中学校。全員の命を守ったもの
──気仙中学校
二度と学校管理下で子どもを死なせないために──大川小学校
私たちは5回の陸前高田学校からなにを学んだか 浜岡 政好
●トピックス●
【PHOTO】全国福祉保育労働組合滋賀支部
「こども家庭庁」設置のねらいを考える 垣内 国光
●連載●
WORK WORK──わくワク──
「福祉」を身近に、日常に 特定非営利活動法人PIPPO
ケア労働処遇改善キャンペーン!③
実態に見合った医療体制の抜本的な見直しへ 山下さをり
夕映えのとき~人生の終え方を支える実践~
きこえない方の人生と最期 香川 千佳
座ることを考える
「明るさ」は作業姿勢・健康にも影響する 増澤 髙志
JОB&ACTION 全国福祉保育労働組合(19)
コロナ禍での気づきを、今後の実践や職員集団づくりにどう活かすか
私の履歴書 社会福祉経営全国会議(19)
外から飛び込んだ福祉の世界。やりがいと誇りをもって 小杉山 敬
阿修羅がゆく わたしが好きな釜ヶ崎(39) 水野阿修羅
相談室の窓から 青木 道忠
それぞれの個性や特性が尊重され安心してヘルプが出せる社会に③
育つ風景 コロナのなかの救助の船 清水 玲子 68 映画案内 『はちどり』 吉村 英夫
現代の貧困を訪ねて
大阪市東淀川区の野宿者ひき逃げ・死亡事件 生田 武志
似らすとれーしょん道場 似顔絵まんがアート
解説するのじゃ! ラッキー植松
ホームレスから日本を見れば ありむら潜
花咲け! 男やもめ 川口モトコ
みんなのポスト/福祉の動き/今月の本棚
●グラビア● コロナ禍での経験を“これから”に活かす