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福祉のひろば 2022年1月号商品コード:hiroba-202201

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特集 コロナ禍を経て、あらためて考える自治体の責任と役割

二年あまりにおよぶコロナ禍のなかで、住民にいちばん近い基礎自治体やその首長の姿勢や政策、自治体のあり方が注目を集めています。
地方自治体の最大の責務は、「住民の福祉の増進」です(地方自治法・第一条)。つまり、新型コロナウイルスの感染拡大が、住民のいのちとくらしに多大な影響を与えるなかで、できる限り感染拡大を防ぎつつ、感染した際には安心して適切な治療を受け、療養できる体制を整えることは、地方自治体の責務です。また、子どもが安心できる保育・教育環境をととのえ、収入が不安定な家庭には補助をするなど、コロナ禍であってもできるかぎり住民が安心して日々を送れる対策を講じることも、地方自治体の責務です。
今号の特集のなかで岡田知弘さんが紹介しているように、そうした自治体の責務をしっかり受け止め、その地域の感染状況や経済状況に即した判断をもとに、住民に寄り添った対策をおこなってきた自治体もあります。いっぽうで、この間の公共サービスの産業化、公務員の人員削減と非正規化、地域行政の広域化等のなかで、さまざまな対策が後手にまわり、罹患された方が自宅で命を落とすという最悪の事態を発生させ、同時に保健所などの現場の職員には長期にわたって過労死レベルの激務を強いた自治体もありました。
いまあらためて、自治体の責任と役割を考えたいと思います。(編集主任)

【ひろばトーク】 

方法・技術と科学的基礎 河合 克義

●特集●  コロナ禍を経て、あらためて考える自治体の責任と役割

広瀬慶輔 寝屋川市長に聞く
 市民を不安にさせないために、行政としてなにができるか

地域住民の「気づく力」と世代継承 浅尾和弘・堀敏晴

困難なときこそ声をあげ、あたらしいアイデアを 久澤 貢

三位一体の福祉のまちづくりで地域を活性化──よさのうみ福祉会

全国最悪のコロナ感染の大阪でより鮮明になった維新政治の問題 中山 直和

問い直される「公共」と地方自治体の役割 岡田 知弘

●トピックス● 

【PHOTO】ズームイン! 大阪府保険医協会

人間らしい健康で文化的な生活を享受できる社会システムに 石倉 康次

年賀広告

●連載●

WORK WORK──わくワク──
 かむかむピース&かむかむハピネス 社会福祉法人野の花 野の花風館

ミリタンが実現するフランスの福祉
 パブリックが地域の力をつなげ「連帯」を実現する 安發 明子

かさねあい、はぐくみあう保育実践 上西 克明
 三巡目のテーマは「働きたくなる・働きつづけたい保育園」

夕映えのとき~人生の終え方を支える実践~
 利用者さんに教えてもらう、福祉の仕事の奥深さ 小林 宗史

JОB&ACTION 全国福祉保育労働組合(10)
 福祉現場で働く職員の労働環境を改善していくために

私の履歴書 社会福祉経営全国会議(10)
 ある家族からの宿題 矢口 幸一

阿修羅がゆく わたしが好きな釜ヶ崎(30) 水野阿修羅

相談室の窓から 幼少期の困難が生む深刻な問題② 青木 道忠

育つ風景 中学校のトイレの壁の穴と子どもの人権 清水 玲子

ひととしてあたりまえに生きたい
 施設建設委員長として(5)  清田  廣

映画案内 『海辺の家族たち』 吉村 英夫

現代の貧困を訪ねて
 DaiGo発言と「貧困と野宿を考える」授業 生田 武志

似らすとれーしょん道場 似顔絵まんがアート
 大往生……じゃ ラッキー植松

ホームレスから日本を見れば  ありむら潜

花咲け! 男やもめ 川口モトコ

みんなのポスト/福祉の動き/今月の本棚

●グラビア●  現地で見て、聞いて、感じる大切さ
──釜ヶ崎フィールドワーク──

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