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2016年06月07日
2016/9/3(土)~9/4(日) 第22回社会福祉研究交流集会 in 京都 ご案内
第22回社会福祉研究交流集会 in 京都 ご案内
「つくるのは私だ!-いのち・くらし・平和-」
日程:2016年9月3日(土)13時30分~9月4日(日)15時30分 終了予定 会場: 立命館大学衣笠キャンパス (京都府京都市北区等持院北町56-1)
<交通>
JR・近鉄京都駅から50分~60分(市バス、徒歩)
JR山陰本線「円町」駅から20分程度(市バス、徒歩)
★ 集会宣伝用のポスターを作成しました(7色) (PDF形式)
★ 名刺広告協賛金を募集しています (Word形式)
今日の社会福祉実践には、貧困、孤立、虐待、住まい、保育、介護など様々な課題が押し寄せてきている。私たちは今日の課題を読み解く力をつけたい。そして、「今」の解決だけではなく、より良い社会・より豊かな社会福祉実践のために、未来を見つめて今日の一歩を歩みだしたい。
また今、くらしの問題だけではなく、平和を脅かす問題にも私たちは直面している。目の前の利用者のいのち・くらしを支えることと平和は、一見すると違った論点に見えるが、実は深いつながりがある。
例えば、ホロコーストが本格化する直前には障害者の虐殺が行われていた。日本でも、戦争が多くの障害者を作り出す元凶であったし、戦災孤児の問題や失業・貧困問題の深刻化をはじめ戦争体制のもとではあらゆる人権が無視され圧殺されていた。また、現在の紛争地帯では、いのちの危機に直面している子ども、女性、高齢者も少なくない。
先の大戦を振り返れば、そして現在進行中の紛争を見つめれば、一人ひとりのいのちが守られ「あたりまえのくらし」ができる社会であること。これは平和なくしては実現しないことは明らかだ。また、一人ひとりのいのちとくらしが大切にされることが、これからの平和を実現することにつながっていく。私たちは、いのちとくらしを守る仕事の担い手として、平和を守っていきたい。
私たちの社会を見渡せば「よりよい社会、よりよい未来」を考える仲間がいる。深刻な待機児童問題に直面する親たちが繋がり、「保育園落ちたの私だ」と国会前に集まった。この親たちの集まりは「静かな抗議行動であった」と言われている。しかし、デモに参加したことのない市民が「私の問題」を考え、動き始めた。
私たちも、動き出そう。この思いを込めてこの研究交流集会のメインテーマを「つくるのは私だ!--いのち・くらし・平和」とし、あるべき社会を目指して、今何を考え、どんな行動を起こす必要があるのかを考えたい。そして、この研究交流集会が「10年後へのみちしるべ」となるような学びを得られるものとしていきたい。
第22回 社会福祉研究交流集会実行委員会
プログラム ※都合により分科会テーマ、終了時間などプログラムを変更する場合があります
■ オープニング
*文化行事 伝統芸能 六斎念仏
*実行委員長あいさつ(集会テーマ解題)
■ 記念講演
「平和をまもるために」(仮) 【プロフィール】 1976年 北海道に生まれ、島根県で育つ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程中途退学。博士(人間・環境学)。東京大学大学院農学生命科学研究科講師を経て、現在は京都大学人文科学研究所准教授。専攻は農業思想史、農業技術史。 主な著書に、『稲の大東亜共栄圏』(吉川弘文館 2012)、『カブラの冬』(人文書院 2011)、『ナチス・ドイツの有機農業』(柏書房 2005、新装版、2012 第一回日本ドイツ学会奨励賞)、『大東亜共栄圏の文化建設』(共著、人文書院 2007)、『食の共同体』(共著、ナカニシヤ出版 2008)、『食べること考えること』(共和国 2014)など。 この間の安倍政権による平和の破壊、学問の愚弄、憲法の蹂躙を止めさせ、新時代の自由と平和を創造するために結成された「自由と平和のための京大有志の会」の発起人として活躍中。 |
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■ リレートーク 「つくるのは私だ!-いのち・くらし・平和-」
保育所保護者、高齢者関係者、保育の市場化、障害当事者の方、生存権裁判、平和・憲法など
【コーディネーター】志藤修史さん(実行委員会事務局長・大谷大学教授)
■ 懇親会<17時~・大学レストラン(予定)>
※テーマは仮題です
- 1) 「虐待」事例の背景を見つめよう~重大な人権侵害が後を絶たない現実、家族だけの責任ではない~
- 現場から事例を出し合い、虐待事例を発見し、虐待が起こらない社会の仕組みにしていくために専門職は何が出来るかを考えます。
- 2) 社会福祉事業の現場から「公的責任」を問う-地域/住民のニーズを出発点として-
- 地域・住民の必要性にこたえていく事業とはどのようなものか、現場実践から公的責任を問う筋道・方法を共有し、今後の方向性を考えます。
- 3) ケアの商品化と利用者負担
- ケアの商品化と利用者負担が増大する中で、現場にどのような問題が生じているのかを確認し、本来のケアの社会化に向けての制度・政策のあり方を考える機会とします。
- 4) 住まいの貧困と向き合い、克服へのみちすじと展望を探る
- 日本の住宅政策の歴史と現状と課題、生活保護基準・制度の運用と「住まい」の最低基準、ホームレス支援の現場から見た法・制度の現状などから住まいの貧困克服の道すじと展望を探ります。
- 5) 学び合い育ち合える職場づくり
- 若手、中堅、管理者の立場からのそれぞれレポートを通して、学び合い育ちあえる職場づくりについて考えます。
- 6) どうしてお金がなくて困る人が生まれるのか
- 学費などの経済的問題と直面する大学生や、ホームレス支援や子どもの学習支援に取り組む実践家などを交えて、「お金がなくて困っている」状況を明らかにし、そのような状況が生まれる社会的背景について、参加者の皆さんと共に考えます。
- 7) 権利条約・国際比較の中から日本の現状を考える(講義形式)
- イギリス、ベトナム、南米、イタリア、ポーランド、スウェーデンなどとの国際比較を通して日本の現状を考えます。
- 8) 基礎講座 全体会リレートークを読み解き、社会保障・社会福祉の基礎を学ぶ(仮)
- 1日目の全体会リレートークの報告内容を読み解き、社会保障・社会福祉の基礎を学びます。
- 9) 福祉のひろば企画 ひろば井戸端会議(仮)
- 一昨年の大阪集会と同様、福祉のひろば連載者などが登場する楽しい企画を考えています。
【費用】
参加費 一般・大学院生 5,000円 学部生・障がい者 3,000円
懇親会費(9月3日夕) 3,000円 弁当代(9月4日昼) 1,000円
【参加申込・参加費送金方法】
1)参加申込書をホームページからダウンロードしていただき、参加申込書にご記入のうえ、ファックス、郵便等でお送りいただくか、このホームページの参加申し込みフォームからお申込みください
2)分科会・講座は、会場の都合上、必ず第2希望までご記入ください。第1次締切7月31日、第2次締切8月28日
3)参加費は、郵便局にある青色の郵便振替用紙に参加費の内訳(参加費・懇親会費・弁当代)を明記して、下記の口座へお振り込みください。
【口座番号:00990-0-62868 加入者名:総合社会福祉研究所】
4)申し込みは、ご入金を持って確定となります。お早めにご入金をお願いします。ご入金確認後、8月15日以降、参加券・懇親会券等を郵送します。当日忘れずにご持参下さい。
【宿泊ホテルについて】
ご紹介はいたしません。各自で確保してください。
※プログラムの詳細は、福祉のひろば、総合社会福祉研究所のホームページでお知らせしていきます。
主催:第22回 社会福祉研究交流集会 実行委員会・総合社会福祉研究所
◆ 申込・問合せ 総合社会福祉研究所
電話 06‐6779‐4894 FAX 06‐6779‐4895 E-mail:mail@sosyaken.jp
インターネットからの申込受付は終了致しました
第22回社会福祉研究交流集会のホームページをご覧いただきありがとうございます。
事前の参加申し込みは締め切りました。
当日、直接会場受付にお越しください
まだ定員に余裕がございますので、会場に直接お越しいただき、「当日受付」の窓口で参加申し込み・入金の手続きを行ってください。
(1)分科会について
9月4日(日曜日・集会2日目)の分科会は、ご希望に添えない場合があります。何卒ご了承ください。
(2)お弁当の申し込みは締め切りました。
<会場・受付開始時間>
◆会場のご案内
立命館大学衣笠キャンパス (会場案内をご覧ください)
立命館大学には、キャンパスが複数ありますので、お間違えのないようご注意ください。
駐車場はございません。車でのご来場は固くお断りいたします。公共交通機関をご利用ください
◆受付開始時間・開会時間・会場建物
9月3日(土) 12時30分 受付開始 *13時30分開会・17時終了予定
全体会会場:以学館(いがくかん)1号ホール
9月4日(日) 9時 受付開始 *9時30分~分科会・講座等開始
※第9分科会『福祉のひろば企画』のみ10時に開会します。
分科会等会場:敬学館(けいがくかん)
以上の点にご注意をいただき当日ご参加ください。
総合社会福祉研究所事務局