お知らせ一覧
2015年06月03日
第21回 社会福祉研究交流集会開催in埼玉(8/29・8/30)のご案内
第21回 社会福祉研究交流集会開催in埼玉の概要が決まりましたので、 下記の通りご案内いたします。
【第21回 社会福祉研究交流集会 概要】
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【福祉のひろば2015年8月号 集会のお知らせ記事】
(印刷用はこちら)
【視察見学ツアーのご案内】※集会参加者のみ申込可
2015年8月28日(金)午後2時15分~4時(終了予定)
サービス付き高齢者向け住宅「ゆうあいホーム」見学ツアーのご案内
【会場詳細】
立正大学熊谷(くまがや)キャンパス (埼玉県熊谷市万吉1700)
会場最寄駅は、JR熊谷駅と東武東上線森林公園駅です。それぞれの駅から会場までは、バスで10分と12分かかります。JR東京駅からJR熊谷駅までは在来線で約70分、上越・北陸新幹線も1時間に2本程度停車します。なお、会場は品川キャンパス(東京)ではありませんので、ご注意ください。
会場のアカデミックキューブ
分科会詳細
第1分科会企画テーマ:現代の貧困と「格差」
ねらい:
今年4月施行の生活困窮者自立支援法など、この間、「自立」または「自立支援」ということばが法律や行政用語として多用されるようになった一方で、生活保護基準や年金の引き下げなど、社会保障は改悪され続けています。生活保護基準引き下げ違憲訴訟の闘いの背景と教訓を学び、貧困問題への取り組みの実践などを交流して、憲法25条をより豊かに実現するために今必要なことを考えます。
報告者など:
報告① 基調報告 下村幸仁さん(山梨県立大学)
生活困窮者自立支援法の課題などを含めて基調的な報告をお願いする
報告② 生活保護引き下げ違憲訴訟の原告の立場から
臼井知実さん(大宮生活と健康を守る会)
報告③ 「より複雑化する貧困問題に必要なソーシャルワーク実践とは何か」
具体的な実践報告
中山崇志さん
(宮城県・NPOまきばフリースクール 自立援助ホーム「峠のまきば」ホーム長・精神保健福祉士)
助言者 下村幸仁さん(山梨県立大学)
司会進行
末永睦子さん(大学非常勤講師)・高藤登喜恵さん(埼玉県生活と健康を守る会)
テーマ:子どもの生活と保育・福祉
ねらい:
子どもの発達を保障するための保育・教育・生活について話し合います。保育所入所の待機児問題や認定こども園への移行など、さまざまな不安と疑問が渦巻くなか、子ども・子育て新制度が始まりました。これまでにもまして、子どもと親のねがいにしっかり向きあった実践が求められます。
貧困、生活苦など、社会全体の問題が子どもの成長発達する権利を奪っている現実があります。こんな社会の中だからこそ、子どもにかかわる諸機関が横につながって、子どもを守るとりくみが必要です。思いを共有し合い、実践や地域、社会のありかたを一緒に考えていきましょう。
報告者など:
報告①「発達保障と生活支援」(仮)
関口あけみさん・新井むつみさん(ゆずの木保育園保育士)
報告②「現代の母子の貧困とDV-支援事例に学ぶこと(仮)」
小野田由佳さん(母子生活支援施設 ナオミホーム母子指導員)
報告③「学童保育から見える子どもの生活と家族」
河野伸枝さん (原市場かたくりクラブ・全国学童保育連絡協議会副会長、埼玉県学童保育連絡協議会副会長)
助言者兼司会進行
林若子さん(信州豊南短期大学)・浅川茂実さん(武蔵野短期大学幼児教育学科)
テーマ:安心できる暮らしを保障する医療・介護・障がい福祉
ねらい:
介護保険制度と障害者福祉施策との統合がねらわれている中で、社会保障改革の全体像を押さえた上で、障害領域、高齢領域にどういう影響が現れているのか、それぞれの領域から実践レポートを行い、共通課題を見出し、今の攻撃に対してどう対峙していくのかを実践的に明らかにします。
報告者など:
報告① 「社会保障構造改革、社会福祉基礎構造改革から15年 -改革の全体像と今後の行方-」(仮)
芝田英昭さん(立教大学教授)
報告② 「介護保険は在宅介護を支えられるのか」(仮)
庄司勝子さん(医療生協さいたま支部役員)
報告③ 「保険証取り上げでどのような問題が起こっているのか -国保保険証取り上げ死亡事例に見る医療制度の問題点-」(仮)
竹本耕三さん(埼玉協同病院医療社会事業課長)
報告④ 「障害者の65歳問題」(仮)
平林彰さん(障埼連会長)
報告⑤ 「障害者施設・サービスの不足から行き場を失う当事者とその家族が どのような困難を抱えているのか」(仮)
中富英二さん(障害者生活支援センターあらぐさ)
司会進行
原島 清さん(医療生協さいたま生活協同組合)、國松公造さん(障埼連)
テーマ:福祉の市場化と福祉労働・福祉経営
ねらい:
介護保険制度のもとで高齢者介護事業所はサービス産業化され、大手資本により系列化、フランチャイズ化が急速に進んでいます。児童分野でも子ども子育て支援法の実施にともない保育サービスに価格がつき契約化、市場化が進んでいます。営利化が進めば進むほど労働者処遇は低下し、真面目に経営している社会福祉法人やNPOほど経営が厳しくなっています。労働者を犠牲にした福祉の産業化が長く続くはずもありませんが、そうした動きに抗して、私たちが安心して育て暮らし続けることができる実践と運動を現場からどう構築できるかをみんなで考えましょう。
報告者など:
報告①「社会福祉法人経営はなぜ苦しいのか-経営の自立性と雇用の確保-」(仮)
西岡 修さん
(社会福祉法人白十字会 特別養護老人ホーム白十字ホーム施設長)
報告②「市場化のもとで当事者参加・協働のミッションを追求する福祉経営」(仮)
渡辺ひろみさん(特定非営利活動法人 秋桜舎 コスモスの家理事長)
報告③「名ばかり店長からNPO法人職員になって」(仮)
伊藤篤史さん(特定非営利活動法人 福祉倶楽部ちゃのみ職員)
報告④分科会のまとめを兼ねて
「福祉の市場化と福祉労働・福祉経営」
石倉康次さん(総合社会福祉研究所理事長・立命館大学教授)
司会進行
垣内国光さん(明星大学)・東嶌満さん(特定非営利活動法人福祉倶楽部ちゃのみ)
まだ定員に余裕がございますので、会場に直接お越しいただき、「当日受付」の窓口で参加申し込み・入金の手続きを行ってください。※お弁当の申し込みは締め切りました。
会場・受付開始時間
立正大学熊谷(くまがや)キャンパス アカデミックキューブ
〒360-0194 埼玉県熊谷市万吉1700
会場アクセスをご覧ください。
【1日目】8月29日(土) 12時30分 受付開始 *13時30分開会です。
【2日目】8月30日(日) 9時 受付開始 *9時30分に分科会を開始します。
以上の点にご注意をいただき当日ご参加ください。