社会福祉研究交流集会
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第15回社会福祉研究交流集会 in 大阪
ほんまもんの福祉ってなんや!?

第15回社会福祉研究交流集会実行委員会事務局

 今夏の第15回社会福祉研究交流集会は、大阪で開催されます。(8月29日大阪市立大学、30日大阪健康福祉短期大学)。
 大阪での開催は今回がはじめて。関西では、第12回の京都集会以来、3年ぶりの開催になります。


ほんまもんの福祉ってなんや!?

 昨年10月に準備会を立ち上げ、集会企画案の検討を進めてきました。そして2月19日に実行委員会を発足、実行委員長に永岡正己さん(日本福祉大学教授)を、事務局長に加美嘉史さん(佛教大学准教授)を選出し、正式に準備がスタートしました。
 集会テーマは大阪らしく「ほんまもんの福祉ってなんや!?」に決定。毎回の会議では参加者の関心が高い分科会の持ち方について議論が集中しています。年始に行われた合宿研究会では「現状を出し合うだけでなく、厳しい実態の打開策が検討できる場に」との「厳しい」注文がつけられました。これも集会への期待の高さの表れと受け止め、テーマ設定や運営について侃々諤々の議論がなされています。ここではその議論の一部を紹介します。


実行委員長の永岡正己さん


従来の「専門領域別」から共通テーマで論議する分科会を

 実行委員会では、高齢、障害、児童、という各専門領域を超え、共通テーマでクロスオーバーさせた分科会運営を行ってはどうかという提案がなされました。


事務局長の加美嘉史さん


【主な意見】
 「社会福祉運動をテーマにした分科会を開催してみてはどうか。高齢、保育、障害、各分野から報告し、それぞれの運動の立ち位置を確認する。そうすればひとつの分野だけでは見えないものが他の分野と交流することで照らし出されるのではないか」
 「領域別分科会では毎回同じようなテーマで同じ人が集まって交流している。それでは面白くない。確かに集客という点で見れば領域別のほうが自分の専門領域があるので集めやすいが、大阪での特徴を打ち出したほうがよい」
 「たとえば『地域づくり』というテーマだとクロスオーバー的に議論できる」  「毎年同じメンバーで同じ議論がなされても結論も同じ。『ほんまもんの福祉ってなんや!?』という集会テーマが非常にわかりやすいので、もう少し分科会の論点をはっきりさせたらどうか。たとえば『就労を通しての自立とは何か』『どうしたらいきいき働けるのか、職場で人を育てるには』『人に値する生活とは何か』『行政に何を期待するか』など、わかりやすいテーマにしたほうが参加しやすいし、論点を鮮明にしたほうが議論をしやすい」
 などの意見が出されました。

 5月には第一次開催要綱を作成し、関係各所に案内を行う予定です。福祉のひろばや総合社会福祉研究所のホームページ上で紹介します。
 今年の夏は、ぜひ大阪で「ほんまもんの福祉」について語り合いましょう!

第15回社会福祉研究交流集会
2009年8月29日(土)・30日(日)
  29日 大阪市立大学/30日 大阪健康福祉短期大学



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