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福祉のひろば 2021年9月号商品コード:hiroba-202109

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特集 障害のある人が地域で暮らし、はたらく

特集では、京都府北部の丹後を中心に活動されている「よさのうみ福祉会」と、埼玉県川越市で活動されている「川越いもの子作業所」に登場していただきました。よさのうみ福祉会では、地域産業の衰退や過疎化がすすむなかで、福祉が地域産業の中心となり、行政や他の地域産業、住民の人たちと共同して地域の活性化にとりくんでいることを話してくださいました。いもの子作業所の大畠総合施設長は、施設づくりに対する住民の反対運動に向き合うなかで、住民の方が「(作業所ができたことが)地域としてもすごくよかった」と声をかけてくださったことで、「新たなフェーズ(局面)に入ったように感じた」と話されました。
「障害のある人のために」と地域にお願いして一方的に受け入れてもらうのではなく、福祉施設ができることが地域にとってもよろこばしいことであるという関係性に変わってきていることを、二つの法人のお話を聞いて、共通して感じました。

サブ特集では、今年の秋にかならずおこなわれる衆院総選挙に向け、「骨太方針二〇二一」の問題点と、当事者の方たちの政治や社会への声を紹介しました。トピックスの寺脇さんご夫妻のお話も合わせて、あらためて当事者の方の声はもっとも心を動かされ、つまりは社会を動かす力をもっていると感じます。私たち一人ひとりが、福祉労働者として、子育てと仕事の両立に奮闘する親として、日本の国民当事者(主人公)です。
なにを大切に生きていきたいのか、どんな社会であってほしいのか、子どもたちになにを伝え、どんな社会を残していきたいのか、私たち一人ひとりが考え、自分の言葉にしていくことが、当事者として大きな力になります。(編集主任)

【ひろばトーク】 

「日本高齢者人権宣言」から「高齢者人権条約」制定へ 武市 和彦

●特集●  障害のある人が地域で暮らし、はたらく

福祉がまちを元気にする 山下美佐子

なかまの要望をかたちに くるみ会の活動 池田悟・潮崎弘明

障害のある人たちを主人公に、彼らの生きやすい地域をめざす
大畠 宗宏

●トピックス● 

学び、考えつづけていかなければいけない「人間の尊厳」 寺脇 直美・弘隆

精神障害者と病いの語り/差別との対峙 山本 耕平

●サブ特集● 私たちはこんな政治・社会をのぞみます

人生の主人公になるということ  未来を拓くゼミナール

政治が自分の人生と結び付けられるように 中瀬  萌

当事者の声をきいてほしい 由井 友紀

「骨太の方針2021」における社会福祉・社会保障について 長友 薫輝

【PHOTO】ズームイン! 大阪府立障害児学校教職員組合

●連載●

WORK WORK──わくワク──
 世界にひとつ! 一点一点が、身につけられるアート作品のようなTシャツ

★新連載★ミリタンが実現するフランスの福祉
 「社会を変化させる」ソーシャルワーク 安發 明子

かさねあい、はぐくみあう保育実践
 7か国の子どもたちが通う保育園として 古川 佳那

★新連載★夕映えのとき~人生の終え方を支える実践~
 悔いを残させない最期の時間 松下かほる

JОB&ACTION 全国福祉保育労働組合(6)
 「福祉人材確保指針」を根拠に適切な給与水準を求める

私の履歴書 社会福祉経営全国会議(6)
 振り返れば行きがかりでやってきた私 佐藤 匡子

阿修羅がゆく わたしが好きな釜ヶ崎(26) 水野阿修羅

相談室の窓から 思春期・青年期の自己形成 青木 道忠

育つ風景 ぶっつけ本番 清水 玲子

ひととしてあたりまえに生きたい
 施設建設委員長として(1)  清田  廣

映画案内 『ホタル』 吉村 英夫

現代の貧困を訪ねて 生田 武志
 小柳伸顕著『釜ヶ崎現場ノート 1975年~2007年』(2021年)

似らすとれーしょん道場 マンガみたいな二刀流じゃ! ラッキー植松

ホームレスから日本をみれば  ありむら潜

花咲け! 男やもめ 川口モトコ

みんなのポスト/福祉の動き/今月の本棚

●グラビア● 心から望まれる民主主義のあり方

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